人工飼料飼育も順調

養蚕スタッフ

現在、4〜5名のスタッフで桑畑の管理、養蚕を担っています。亜熱帯の小さな島。効率は決して良くなく、雑草もすぐ伸びます。そんな中でもそれぞれ、自らの知恵と特技?で養蚕復活に果敢に挑んでいます。

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 3月下旬から始まった約4万頭のカイコの人工飼料飼育も順調に進み、元気に育ったカイコが繭を巻くための部屋へ一斉に引っ越しをする上蔟(じょうぞく)を行いました。

 上蔟は、カイコを人工飼料を食べていた飼育座から繭を巻くための蔟(まぶし)という道具へ移す作業です。

 繭を巻く段階まで成長したカイコを熟蚕(じゅくさん)といい、熟蚕は体の周りに糸を吐き始め、約2〜3日で繭の形になります。

 上蔟は約4万頭のカイコを手拾いしながら移していく大変な作業ですが、4月から新たなスタッフ2名も加わり、5名体制で取り組むことができ、飼育場は活気にあふれています。

 全てのカイコが繭を巻き終わり、たくさんの繭を取れるのが楽しみです。

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